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Claude Codeの日本語設定|settings.jsonで応答を日本語にする

この記事の目次

Claude Codeの返答を日本語にするには、ユーザー設定ファイル ~/.claude/settings.json に "language": "japanese" を書き足します。公式の settings リファレンスは language を「英語以外の言語で既定の応答をさせる」設定として載せており、値はそのまま「常にその言語で応答する」指示として Claude に渡されます。CLAUDE.md に「日本語で答えて」と書く方法は文脈として読まれる指示で、役割が違います。この記事の仕様と手順は、2026年10月19日に取得した Claude Code の公式ドキュメントと照合しています。

結論:まずsettings.jsonに日本語の既定値を入れる

最初にやることは、設定ファイルに language キーを1つ足すことだけです。根拠は公式の settings リファレンス の language の項です。

最短手順:設定ファイルを選び、languageを追加する

  1. 自分のすべてのプロジェクトで日本語にしたいなら ~/.claude/settings.json を開きます。Claude Code をインストールしただけでは設定ファイルは作られないので、なければ自分で作ります。
  2. 次の1行を入れます。公式の設定例と同じ形です。
{
  "language": "japanese"
}
  1. すでに他のキーがあるファイルなら、"language": "japanese" をその並びに足します。JSON の一般的な書き方として、キーとキーの間はカンマで区切ります。

設定ファイルは厳格な JSON として読まれます。// のコメントや、最後のキーの後ろに残したカンマは構文エラーになり、次の起動時に Settings Error として報告されます。

値は言語名の文字列で、公式の例は "japanese" です。Claude Code はこの値を検証しないため、"japanease" のような綴り違いもエラーにならず、そのまま Claude に渡ります。公式の例と同じ綴りを使うのが確実です。

保存後に日本語で返るかを試す

保存したら Claude Code の中で /status を実行し、Status タブの Setting sources 行に User settings が並んでいるかを見ます。この行は、そのセッションで読み込んだ設定ファイルの一覧です。

公式によると、Claude Code は設定ファイルを監視していて、変更を検知すると読み込み直し、多くの編集を再起動なしで実行中のセッションに反映します。反映の対象は「多くの編集」とされているので、応答が日本語に変わらなければ、新しいセッションを起動して質問を1つ送り、返答の言語を見てください。

日本語になる範囲と、ならない範囲

language の適用先として公式が挙げているのは次の3つです。

対象 language の効き方
Claude の応答 値がそのまま「常にその言語で応答する」指示として渡る
音声入力(/voice) 同じ値が音声入力の言語になる。音声入力には対応言語の固定リストがある
自動生成されるセッションタイトル 同じ値で言語が決まる。未設定なら会話の言語に合わせる

一方で、メニュー・ヘルプ・エラー文など Claude Code 自体の表示を日本語にする設定は、language の説明にも、この記事で参照した公式ページにも見当たりません。コードに書くコメントの言語についても、language の説明は触れていません。コメントやコミットメッセージの書き方を決めたい場合は、CLAUDE.md に文脈の指示として書く方法になります。

設定を書く場所で、誰に効くかが変わる

language は公式の分類で「Any file」、つまり4種類の設定ファイルのどれにでも書けます。各ファイルの効く範囲と優先順位は公式の Settings ページにあります。

ファイル 効く範囲
~/.claude/settings.json(ユーザー設定) 自分が、このマシンのすべてのプロジェクトで使うとき
.claude/settings.json(共有プロジェクト設定) そのフォルダで作業する全員。Git リポジトリならコミットするとチームメンバーにも届く
.claude/settings.local.json(ローカルプロジェクト設定) 自分が、そのプロジェクトで使うときだけ
managed settings 組織が配布する設定。自分のファイルでは変えられない

全プロジェクトで使う個人設定

個人で日本語にしたいだけなら、ユーザー設定の ~/.claude/settings.json に書きます。より優先順位の高い設定(managed settings、起動時の --settings、プロジェクトのローカル設定・共有設定)で language が別の値になっていなければ、このマシンのすべてのプロジェクトで日本語が応答の既定になります。

プロジェクトで共有する設定

.claude/settings.json に書いてコミットすると、リポジトリを取得した全員に同じ設定が届きます。各自は自分の .claude/settings.local.json で個別に上書きできるので、個人の例外のためにコミットする必要はありません。

ローカル設定・管理設定・上書きの順序

同じキーが複数のファイルにあるときは、より上の階層の値が使われます。高い順に次のとおりです。

  1. managed settings(組織が配布)
  2. 起動時に --settings で渡した JSON(そのセッションだけ)
  3. .claude/settings.local.json
  4. .claude/settings.json
  5. ~/.claude/settings.json

たとえばユーザー設定に "japanese" と書いても、プロジェクトの共有設定に別の言語が書かれていれば、そのプロジェクトでは共有設定の値が使われます。managed settings で決められたキーは、自分の設定ファイルでも --settings でも上書きできません。

languageとCLAUDE.mdは何が違うか

language は応答言語の既定値を決める設定値で、CLAUDE.md は Claude に読ませる文脈の指示です。CLAUDE.md の扱いは公式の メモリのページ にあります。

応答言語を設定値で決める

language の値は、Claude Code が「常にその言語で応答する」指示として Claude に渡します。応答を日本語にするという一点は、この設定に任せるのが公式に用意された方法です。

文体やコーディングルールを指示書で補う

公式は CLAUDE.md を「強制される設定ではなく、文脈として扱われるもの」と説明しています。内容はシステムプロンプトの後にユーザーメッセージとして渡され、Claude は従おうとしますが、あいまいな指示や矛盾する指示では厳密に従われるとは限りません。指示が具体的で簡潔なほど、安定して従われます。

敬体か常体か、用語の表記、コメントを日本語で書くかといった日本語の書き方は、CLAUDE.md に具体的に書きます。置き場所は、全プロジェクト用の ~/.claude/CLAUDE.md、チーム共有の ./CLAUDE.md または ./.claude/CLAUDE.md、自分だけの ./CLAUDE.local.md です。書き方そのものはCLAUDE.mdの書き方で扱っています。

両方を書くときに矛盾させない

読み込まれた CLAUDE.md は互いに上書きせず、すべて連結されて文脈に入ります。複数のファイルが同じ振る舞いに違う指示を出していると、Claude がどちらかを任意に選ぶことがあると公式は書いています。「ユーザー側の CLAUDE.md は日本語、プロジェクト側は英語」のような書き分けや、language と食い違う言語指示は避けます。指示ファイルの矛盾は、セッション内で /doctor prompt-audit を実行すると点検でき、適用を頼むまでファイルは変わりません。

/configと一時的な設定変更をどう使うか

ファイルをエディタで開かずに変える入口として /config と --settings があります。仕様は公式の Settings と コマンド一覧 にあります。

/configから設定を変更する

/config は設定画面を開くコマンドで、変更した値は設定ファイルに保存されます。使い方は次の3通りです。

  • 画面から変える: Config タブに並ぶのは、テーマやエディタモードなど一部の個人設定だけで、すべてのキーではありません。
  • /config キー=値 で直接指定する: 受け付けるキーは /config --help で一覧できます。
  • 画面にもキー一覧にも language が見当たらない: 設定ファイルに直接書きます。

音声入力の公式ページも、言語は「/config または設定ファイルで設定できる」と書いています。

/config はターミナル版の機能で、VS Code のチャットパネルとデスクトップアプリでは開きません。そこでは設定ファイルを編集するか、各アプリの設定画面を使います。VS Code での使い方はClaude CodeのVSCode拡張、デスクトップアプリはClaude Codeデスクトップアプリで扱っています。

–settingsで1セッションだけ試す

起動時に --settings で JSON を渡すと、その値はそのセッションだけに適用され、設定ファイルは元のまま残ります。次のように起動すれば、保存せずに日本語の応答を試せます。

claude --settings '{"language": "japanese"}'

/initは日本語設定ではなく、プロジェクト準備の入口として分ける

/init は、コードベースを解析して最初の CLAUDE.md を生成するコマンドです。応答言語を設定するコマンドではありません。生成された CLAUDE.md に日本語の書き方の指示を足すことはできますが、応答言語そのものは language で決めます。既に CLAUDE.md があるプロジェクトでは、/init は上書きせず改善案を出します。

日本語にならないときは、読み込み元から確認する

設定したのに英語で返るときは、ファイルが読まれたか、別の階層に上書きされていないかの順に見ます。手順は公式の 設定のデバッグ と Settings にあります。

/statusで読まれた設定ファイルを確かめる

/status の Setting sources 行に、書いたファイル(User settings など)が出ているかを見ます。この行は読み込んだファイルを示すだけで、どのファイルがどのキーを与えたかは表示しません。組織が Claude Code を管理している場合、一部の設定は組織が決めていて自分のファイルでは変わりません。そのとき適用されている managed source も、この行に出ます。

JSONの構文・値・優先順位を確認する

起動時に出るメッセージで、ファイルの壊れ方が分かります。

表示 意味 次の操作
Settings Error ユーザー・プロジェクト・ローカルのいずれかのファイルが無効な JSON か、スキーマが拒否する値を含む ダイアログで Claude と修正するか、終了するか、壊れた設定なしで続行するかを選ぶ
Settings Warning 一部の項目だけが失敗した その項目だけが飛ばされ、ファイルの残りは有効のまま

続行した後は /status で影響を受けたファイルを、ターミナルで claude doctor を実行して各エラーの詳細を見ます。claude doctor はセッションを始めずに、インストールと設定の診断を読み取り専用で出力します。

構文が正しいのに英語で返るなら、優先順位を見直します。公式は、設定が効かないように見えるときは、別の階層か環境変数で上書きされていることが多いとしています。また、設定した値が無視される原因の1つ目として、別の設定ファイル、--settings、managed source のいずれかがより上の階層で同じキーを設定している場合を挙げています。次の順に、別の language が書かれていないかを確かめます。

  1. managed settings(/status の Setting sources 行に出る managed source)
  2. 起動時に付けた --settings の JSON
  3. .claude/settings.local.json
  4. .claude/settings.json
  5. ~/.claude/settings.json

あわせて値の綴りも見直します。

新しいセッションとdoctor系の診断で再確認する

設定ファイルを直したら、新しいセッションで返答の言語を見ます。それでも直らなければ、セッション内で /doctor を実行します。/doctor はインストール・設定・拡張・CLAUDE.md の問題を診断し、確認したうえで Claude が修正を適用します。CLAUDE.md の言語指示が効いていない疑いがあるときは、/context の Memory files に目的のファイルが並んでいるかを見て、/memory で中身を開きます。

応答以外の表示が崩れるときの切り分け

公式の language の説明では、端末の描画や入力操作は適用先として挙がっていません。表示や入力の不具合は、公式の ターミナル設定 と 対話モード の対処で切り分けます。

応答、CLI表示、コメント、エラーを別々に見る

まず、何が日本語でないのかを分けます。Claude の文章が英語なら language の読み込みを見直します。メニューやエラー文は、language の説明に適用先として挙がっていない表示です。コードのコメントの言語は CLAUDE.md の指示で補います。日本語の文字そのものが崩れて読めないなら、次の端末側の対処に進みます。

文字化け・再描画・入力操作を症状別に確認する

症状 公式にある対処
画面が崩れた、一部が空白になった Ctrl+L で画面全体を再描画する。入力中の文字と会話の履歴は残る
VS Code・Cursor の統合ターミナルで文字が乱れる /terminal-setup を実行すると、文字化けを防ぐため terminal.integrated.gpuAcceleration が "off" に設定される。元に戻すときは "auto" にしてウィンドウを再読み込みする
作業中に画面がちらつく、スクロール位置が飛ぶ /tui fullscreen でフルスクリーン描画に切り替える。設定は保存され、フルスクリーンの起動に失敗しない限り、以降のセッションもフルスクリーンで始まる
改行したいのに Enter で送信されてしまう Enter は送信。改行は Ctrl+J、または \ を打ってから Enter。どちらも設定なしで全ターミナルで使える
Windows で Backspace を押すと単語ごと消える 環境変数 CLAUDE_CODE_BS_AS_CTRL_BACKSPACE=0 を設定する
貼り付けた文に見えない文字が混ざっている 不可視の Unicode 文字は Enter を押したときに取り除かれ、整えた文が入力欄に戻るので、もう一度 Enter で送る

/terminal-setup は tmux や screen の中ではなく、外側のターミナルで直接実行します。日本語のように空白で区切らない文でも、単語単位の移動・削除ショートカットは1語ずつ動きます。

IME(日本語入力の変換)固有の不具合と対処は、この記事で参照した公式ページには載っていません。Claude Code を起動していないシェルでも再現するならターミナルや IME の設定を、Claude Code の中だけで起きるなら /debug で実行時の問題を診断するか、/feedback でセッション情報を添えて報告します。Windows 固有の環境づくりはClaude CodeのWindowsでの使い方にまとめています。

チームで日本語応答をそろえるときの注意

チームでそろえるなら、共有設定に language を置き、個人の事情はローカル設定に逃がします。根拠は公式の Settings の共有設定の説明です。

共有設定と個人用ローカル設定を分ける

プロジェクトの .claude/settings.json に "language": "japanese" を書いてコミットすると、リポジトリを取得した全員に同じ設定が届きます。英語で応答させたいメンバーは、自分の .claude/settings.local.json で上書きでき、そのためのコミットは要りません。組織全体で固定したい場合は managed settings で配布し、その値は各自のファイルでは変わりません。共有の CLAUDE.md にも言語の指示を書くなら、language と同じ言語にそろえます。

運用ルールや音声入力の詳細は関連記事へ案内する

音声入力(/voice、Claude.ai アカウントが必要)も同じ language を使い、未設定なら英語です。対応言語には日本語(ja)があり、対応外の値なら音声入力だけが英語に戻り、テキストの応答には影響しません。操作の詳細はClaude Codeの音声入力で扱っています。

チームで決める運用ルールは言語の指定にとどまらないので、ルールづくりはClaude Codeの運用ルールの作り方を、settings.json のほかのキーはClaude Codeのsettings.jsonを参照してください。

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