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Claude Codeの基本的なログイン手順は、ターミナルでclaudeを実行し、初回起動で開くブラウザでアカウントにサインインするのが基本です。完了するとターミナルにLogin successfulと表示され、Enterで使い始められます。VS Code拡張は初回にパネルのSign inから、デスクトップアプリはアプリ起動時のサインインから、Web版はclaude.ai/codeへのサインインから入ります。この記事では、利用面ごとの手順、どのアカウントで入るか、アカウント切り替え方法と期限切れへの備えを公式ドキュメントの記述に沿って説明します。
Claude Codeにログインできるアカウントはどれか
公式のQuickstartは、利用の前提を「Claudeのサブスクリプション(Pro、Max、Team、Enterprise)、Claude Consoleアカウント、または対応クラウドプロバイダ経由のアクセス」としています。ログイン時にどのアカウントを使うかは、次のように決まります。
| 使っている契約 | ログインに使うもの |
|---|---|
| Pro / Max | 自分のclaude.aiアカウント |
| Team / Enterprise | 管理者から招待されたclaude.aiアカウント |
| Claude Console | Consoleの認証情報(先に管理者からの招待が必要) |
| Amazon Bedrock、Google CloudのAgent Platform、Microsoft Foundry | claudeの実行前に必要な環境変数を設定する。BedrockとVertex AIは、ログイン画面で3rd-party platformを選ぶと対話式の設定ウィザードも使える(いずれもブラウザでのログインは不要) |
Quickstartではサブスクリプションでのログインに「recommended」と付いています。Consoleは前払いクレジットによるAPIアクセスで、初回ログイン時にConsole側へ「Claude Code」というワークスペースが自動で作られ、費用をまとめて追えるようになります。
ConsoleアカウントはAPIキーを作らずにサインインすることもできます。/loginでConsoleのアカウントを選ぶと、サインイン方法として(recommended)の付いたConsoleアカウントでのサインインと、(legacy)の付いたAPIキー作成の2つが示されます。この選択にはClaude Code v2.1.242以降が必要です。
アカウントそのものをまだ作っていない場合は登録方法の記事、プランの違いは料金体系ガイドを先に確認してください。Bedrockを使う場合はBedrockの設定ガイド、Agent Platform(旧Vertex AI)はVertex AIの設定ガイドで扱っています。
CLIでのログインはどう進むか
インストールが済んだら、ターミナルで次を実行します。
claude
初回起動でブラウザが開くので、そこでアカウントにサインインします。流れは次のとおりです。
claudeを実行すると、ブラウザのウィンドウが開く- ブラウザでアカウントにサインインする
- ターミナルに
Login successfulと表示されたら、Enterを押して続行する
ブラウザが自動で開かないときは、ログイン画面でcを押すとログイン用のURLがクリップボードにコピーされるので、ブラウザに貼り付けます。
WSL2、SSH接続先、コンテナの中で動かしている場合は、サインイン後にブラウザが元の画面へ戻らず、ログインコードが表示されることがあります。ブラウザ側がClaude Codeのローカルのコールバック先に届かないためです。このときは、表示されたコードをターミナルのPaste code here if promptedに貼り付ければログインが完了します。
一度ログインすると認証情報は保存され、次回からログインは求められません。保存先はmacOSでは暗号化されたKeychain、Linuxでは~/.claude/.credentials.json、Windowsでは%USERPROFILE%\.claude\.credentials.jsonです。
VS Code・デスクトップアプリ・Web版ではどこからログインするか
CLI以外の利用面でも、サインインの起点が違うだけで、ブラウザやアプリ内でアカウントを認証する点は同じです。
| 利用面 | ログインの起点 | 使えるアカウント |
|---|---|---|
| VS Code拡張 | 初回にパネルを開くと出るサインイン画面でSign inを押し、ブラウザで認可 | 有料サブスクリプション(Pro、Max、Team、Enterprise)またはConsoleアカウント。APIキーは不要 |
| デスクトップアプリ | アプリを起動してAnthropicアカウントでサインインし、上部中央のCodeタブを開く | Pro、Max、Team、Enterpriseのサブスクリプションが必要 |
| Web版 | claude.ai/codeを開き、claude.aiアカウントでサインイン。続けてGitHubの接続を求められる |
claude.aiアカウント |
それぞれでつまずきやすい点も公式に書かれています。
- VS Code拡張: 後からNot logged in · Please run /loginと出た場合、拡張はサインイン画面を自動で開き直します。出てこないときはコマンドパレットのDeveloper: Reload Windowでウィンドウを再読み込みします。シェルに
ANTHROPIC_API_KEYを設定しているのにサインインを求められる場合は、VS Codeがシェルの環境を引き継いでいない可能性があるため、ターミナルからcode .で起動するか、Claudeのアカウントでサインインします。サインアウトは設定のSign outか/logoutです(v2.1.277以降)。 - デスクトップアプリ: Codeを押してアップグレードを求められたら、有料プランの契約が先に必要です。オンラインでのサインインを求められたら、サインインを済ませてアプリを再起動します。
- Web版: クラウドセッションは常にサブスクリプションの認証情報を使い、クラウド環境に
ANTHROPIC_API_KEYを設定してもそれは上書きされません。
各利用面の使い方は、VS Code拡張の使い方、デスクトップアプリの解説、Web版の使い方にまとめています。
APIキーを設定しているとログインはどうなるか
環境変数ANTHROPIC_API_KEYを設定していて、Claude Codeに使うかどうか聞かれたときに承認すると、ログイン画面は出ません。サブスクリプションで使うつもりなのにブラウザが開かない場合は、この環境変数を疑います。
複数の認証情報があるとき、Claude Codeは認証情報の優先順位で1つを選びます。
- クラウドプロバイダの認証情報(
CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK、CLAUDE_CODE_USE_VERTEX、CLAUDE_CODE_USE_FOUNDRYのいずれかが設定されているとき) - 環境変数
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN - 環境変数
ANTHROPIC_API_KEY apiKeyHelperスクリプトの出力- 環境変数
CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN - Anthropicのプロファイルとフェデレーションの認証情報
/loginで得たサブスクリプションのOAuth認証情報(Pro、Max、Team、Enterpriseの既定)
つまり/loginのサブスクリプション認証は最後です。サブスクリプションが有効でも、ANTHROPIC_API_KEYを承認しているとそのキーが使われ、キーが無効化・期限切れの組織のものなら認証によるログインエラーになります。対話モードではキーの承認は一度聞かれて記憶され、後から変えるには/configの「Use custom API key」を切り替えます。この切り替えはANTHROPIC_API_KEYが環境に設定されている間だけ表示されます。-pを付けた非対話モードでは、キーがあれば常に使われます。
公式は、サブスクリプションに戻す方法として次のコマンドでキーを外すことを案内しています。
unset ANTHROPIC_API_KEY
あわせて/statusで、どの認証方式が現在有効かを確認します。ログインとAPIキーの両方があるとき、/statusは使っていない側に印を付けます。
なお、apiKeyHelper、ANTHROPIC_API_KEY、ANTHROPIC_AUTH_TOKENが効くのはCLIと、VS Code拡張などCLIを包む利用面です。デスクトップアプリとクラウドセッションはこれらを読まず、OAuthで認証します。APIキーの発行や管理はAPIキーの使い方ガイドで扱っています。
アカウントを切り替える・複数アカウントを併用するには
1つのアカウントから別のアカウントへ移るだけなら、セッション内で/loginを実行します。いったんサインアウトしたい場合は/logoutです。/logoutは初回起動時のセットアップ状態もリセットするため、次にclaudeを起動したときはログインとセットアップを最初から案内されます。
仕事用と個人用のように、2つのアカウントにログインしたままにしたい場合は、アカウントごとに設定ディレクトリを分けます。起動時に環境変数CLAUDE_CONFIG_DIRでディレクトリを指定すると、ディレクトリごとに設定、セッション履歴、claude.aiのログインまたはAPIキーが別々に保たれます。公式の例では、BashやZshの場合に~/.bashrcまたは~/.zshrcへ次のエイリアスを追加し、claude-workは仕事用、claudeは個人用のアカウントで使い分けます。
alias claude-work='CLAUDE_CONFIG_DIR=~/.claude-work claude'
新しいターミナルで初めてclaude-workを実行すると、そのディレクトリ用のログインとセットアップが始まります。CLAUDE_CONFIG_DIRを指定すると、.credentials.jsonもそのディレクトリの下に置かれ、macOSのKeychainの項目もディレクトリごとに分かれます。ただし、APIキーを作らずにサインインしたConsoleアカウント同士は、この方法では分けられません。その種類のサインインは設定ディレクトリの外に保存されるためです。
ログインの期限切れにはどう備えるか
/loginで作ったログイン期限が3日以内に迫るときは、起動時にYour login expires in 3 days · run /login to renewという警告が出ます。この警告は情報表示で、リクエストは止まりません。/loginを実行すれば更新できます。
期限が切れて自動更新もできなくなると、モデルへのリクエストごとにLogin expired · Please run /loginで失敗するようになります。リクエストが失敗する前にログイン状態を確かめたいときは/statusを使います。期限切れの場合はLoginの行に期限切れ(Expired)で再ログインが必要と表示され、保存されている組織とメールアドレスも示されます。この行はclaude.aiのログインが有効な認証情報のときだけ出て、Claude Code v2.1.210以降が必要です。
早めの更新が効くのは、無人で動かすセッションです。agent viewのバックグラウンドセッションやRemote Controlのセッションは、ログインの期限を越えると進まなくなり、サインインし直すまで回復しません。
ログインし直しを頻繁に求められる場合、公式はシステムの時計が正しいかの確認を挙げています。トークンの検証は正しい時刻に依存するためです。
ブラウザを開けないCIやスクリプトではどうログインするか
CIのパイプラインやスクリプトなど、ブラウザでの対話ログインができない環境では、1年間有効なOAuthトークンをclaude setup-tokenで作ります。
claude setup-token
このコマンドは/loginと同じブラウザでの認可を開き、認可後にトークンをターミナルへ表示します。トークンはどこにも保存されないので、コピーして、認証したい環境のCLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENに設定します。
export CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN=your-token
このトークンはサブスクリプションで認証するもので、Pro、Max、Team、Enterpriseのいずれかが必要です。できるのはモデルへのリクエストだけで、Remote Controlのセッションやclaude.aiのコネクタは使えません。ローカルで設定したMCPサーバーは使えます。GitHub上で動かす方法はGitHub Actionsのガイドで扱っています。
ログインがうまくいかないとき最初に何をするか
原因がはっきりしないときに公式が最初に挙げているのは、ログインのやり直しです。
/logoutで完全にサインアウトする- Claude Codeを閉じる
claudeで起動し直し、認証をもう一度行う
ログインコードを貼り付けても反応しない場合は、ターミナルの貼り付け操作が入力欄に届いていない可能性があります。Windows Terminalなら右クリックやShift+Insertといった別の貼り付け方法を試すか、貼り付けたコードを標準入力から読む次のコマンドを使います。
claude auth login
WSL2からブラウザがまったく開かない場合は、環境変数BROWSERにWindows側のブラウザのパスを設定します。ログイン後にAPI Error: 403 Request not allowedが出る場合、Pro/Maxならサブスクリプションが有効か、Consoleなら「Claude Code」または「Developer」のロールが付いているかを確認します。
症状ごとの切り分けやKeychainの問題など、ログインできないときの詳しい対処はログインできないときの確認手順にまとめています。
会社のアカウントでログインするときに個人が知っておくことは何か
TeamやEnterpriseでは、管理者が管理画面からメンバーを招待し、メンバーはClaude Codeをインストールしてclaude.aiアカウントでログインします。管理者は管理設定のforceLoginMethodとforceLoginOrgUUIDで、ログインを特定の組織のclaude.aiアカウントに限定できます。この設定があると、別の組織のclaude.aiアカウントでログインしたときにエラーになります。その場合は自分で設定を変えようとせず、管理者の案内に従ってください。導入する側の設計は組織導入ガイドで扱っています。
公式資料の確認日は2026年10月18日です。画面の文言や必要なバージョンは更新されることがあるため、手順が合わないときは公式のAuthenticationを確認してください。ログイン後に何から始めるかは初期設定ガイドで扱っています。Claude Codeを継続して学ぶ場としては、月額1,980円から参加できる学習コミュニティ「AI駆動ラボ」(lab.no-wave.jp)もあります。